パシフィックネットの今14年5月期は営業増益幅が再拡大、生産性向上が想定以上に

 中古パソコンの引き取り回収・販売やPCレンタルを手掛けるパシフィックネットの今2014年5月期は、独自増額している東洋経済の従来予想をさらに上回って着地する可能性が高そうだ。 同社は1月9日、今上期(13年6〜11月期)決算を発表。通期業績見通しについては、売上高38.87億円(前期比12.4%増)、営業利益2.13億円(同48.1%増)とする従来計画を変えていない。  これに対し東洋経済では、……

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インスペックはストップ高、BBレシオ好感し黒字化など期待再燃

 インスペック(6656)は前場ストップ高の694円(100円高)に達したままストップ高買い気配を続け、大きく出直る展開。半導体検査装置メーカーで、業界団体による12月の日本製半導体製造装置のBBレシオが9カ月連続で「1」を上回り、需要が供給よりも多い状態となったことが材料視された。今4月期は営業・純利益などが3期ぶりに黒字転換の見込み。4月末で債務超過解消なら上場廃止を回避。まだ証券会社などでは……

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パスポートは夏物セールに続き年末商戦も不発、一転営業赤字に

 インテリア雑貨・生活雑貨専門店を駅ビル等への直営出店とFC店で展開する、パスポートの今2014年2月期は、昨年7月に下方修正した会社計画よりもさらに下振れし、赤字に転落しそうだ。 パスポートは1月20日、今14年2月期の業績見通し修正を発表した。昨年7月に発表していた修正計画に比べて、売上高は7億円減額の128億円(前期比5.4%減)、営業利益は3.2億円減額となる1.2億円の赤字(前期は4.6……

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アテクトは販価下落等で減収でも生産コスト低減効果で営業増益へ

 半導体保護資材で世界シェア7割、衛生検査器材も強い、アテクトの今2014年3月期は会社期初計画よりも営業利益が上振れしそうだ。 アテクトは1月15日、今14年3月期の業績見通し修正を発表した。期初計画に比べて、売上高は1.64億円減額の24.85億円(前期比0.6%減)と小幅減収に下振れたものの、営業利益は3300万円増額の2.53億円(同18.8%増)へと上方修正された。東洋経済は昨年12月発……

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富士フイルムHD高値更新、業績好調の様子で大台固め再騰の期待

 富士フイルムホールディングス(4901)は11時にかけて一時3172円(133円高)と1月9日以来の高値更新。11月以降は安定的なジリ高傾向の中、円安の再燃に加えて4〜12月の営業利益が5割増加したようだと今朝の大手経済紙が伝え、強気ムードが高まった。 材料は豊富で、グループ会社・富山化学工業などによる新薬開発、スマートフォンで撮影した画像データを無線LANで印刷できるプリンターなど、硬軟取り交……

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野村HLDに動意、高値更新街道のTOPIXに比べ出遅れ

 野村ホールディングス(8604)が出来高を伴って強い展開だ。足元では昨年11月18日から800円を挟んだモミ合いが継続している。 マーケットでは、「日経平均およびTOPIXが昨年来高値を更新する水準に比べ同社株が昨年5月の高値980円を抜けないでいることは出遅れている。特に、今回のNISAで強さを発揮していることからも高値更新から4ケタ相場があっていいだろう」(中堅証券)とみている。1000円台……

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ワイ・イー・データはロボット応用システムの販売遅延など響き3期連続営業赤字に

 安川電機系でオプトメカトロニクスと情報通信ビジネスを2本柱とする、ワイ・イー・データの今2014年3月期は、営業利益浮上を目指した会社期初計画の達成が難しくなり、3期連続の赤字となりそうだ。 ワイ・イー・データは1月22日、今第3四半期累計(13年4〜12月)決算と同時に、今通期業績見通しの修正を発表した。期初計画の売上高36億円、営業利益3000万円の黒字に対して、修正計画では売上高が11.5……

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医学生物学研究所が急伸、高値から400円下に位置し値幅妙味

 医学生物学研究所(4557)が急伸、600円に接近となっている。昨年10月高値が990円と足元の水準から400円近くも上にあることから値幅が狙えるところとなっているようだ。 このところのマーケットは輸出関連銘柄よりも内需関連銘柄が強い展開となっており、しかも同社が自己免疫疾患など難病領域の検査薬に強みを持っていることからも注目となっている。予想1株利益は10円以下の見通しだが、それでも4ケタ近い……

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みずほFG高値更新、弱材料一巡の様子で買い戻し増加の期待

 みずほフィナンシャルグループ(8411)は朝方240円(6円高)まで上げて1月10日以来の高値更新となり、メガバンク3銘柄の中でも強い展開。 反社会的勢力向け融資の放置問題を受け、1月20日から関連提携ローンの業務停止期間(1カ月間)に突入。弱材料に一巡感が出てカラ売りを行っていた向きの手仕舞い買いが見られるようだ。メガバンク3銘柄は、日銀が金融政策の現状維持を発表した昨日の午後も日経平均の一時……

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無配のオーケー食品ストップ高、マルハニチロの農薬検出で浮上か

 オーケー食品工業(2905)が突如として買われ、一時、50円ストップ高の152円と昨年来高値をつけた。 足元での公表材料は見当たらず、業績面でも今期(14年3月期)減益見通しと冴えない。ただ、09年以降、ほぼ100円を挟んだモミ合いが続き無相場状態にあった。マーケットでは、「マルハニチロの冷凍食品から農薬が検出されたことで、同社の主力品である業務用味付け油揚げに需用の拡大が期待されているようだ。……

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